一年の折り返し六月。

張り切って迎えた新年から半年。
最初に決めていた目標が思うように進んでいなかったり・・・頑張りすぎて疲れていたり・・・

気も身体も弱ってくるころ。
この辺でもう一度仕切り直して鋭気を養い
暑い夏を乗り越え、元気に残りの半年を過ごすための行事が六月にはいろいろあるのです。

梅雨の雨で半年分のことを流すつもりで
リフレッシュして二回目のスタートをきりたいですね!



◇夏越の大祓

 

6月30日は各地の神社で夏越の大祓(なごしのおおはらえ)という行事が行われます。
半年間でしらずに犯した罪や穢れを形代(かたしろ/紙の人形)に移して清流に流したり、神社の境内に作られた茅の輪をくぐってお祓いとするご神事で、残り半年の無病息災を願うものです。
昔は夏と言えば疫病が流行り、命に危険が及ぶ季節でした。
冷房の仕度がない時代、無事に夏を乗り越えるために、目に見えない悪いものを取り祓って万全の状態を調えようとするのは自然なことだったのでしょうね。
こうして始まった夏越の大祓には「水無月」という菓子が食べられました。今でも6月30日に食べる菓子として知られています。
甘納豆が散らされ、三角形にカットされたういろうのような菓子ですが、この形状である理由もちゃんとあるのです。
表面に散らされた甘納豆はせせらぎの底の丸石。
三角形は冷たい氷を表現しているのと、「三角形=厄除」の意味が。
冷蔵庫がない暮らしの中で、いかに涼やかなものをカラダに摂り入れて元気になるか・・・身の回りの手に入るもので創造したのが「水無月」という菓子だったのでしょうね。





 



◇水無月はおうちで作れます。

 
 


1.
ボウルに白玉粉、薄力粉、葛粉を入れ、水をほんの少しずつ加えながら混ぜます。
特に白玉粉と葛粉の上に滴を落として徐々にふやかすようにすると溶け残りが出来ません。反対に一度に多くの水を入れてしまうといつまでたってもかたまりが無くならないので注意してください。

2.
粉が溶けたら砂糖も溶かし、出来た生地を大さじ3杯ほど残して水に濡らした型に流し込みます。

3.
蒸気が上がった蒸し器で8分ほど蒸したら一度取り出し、表面に甘納豆をまんべんなく散らし、残しておいた生地に大さじ2杯の水を足した液を流し入れて再び10分蒸します。

4.
楊枝などをさしてみて生地がつかなければ火が通っています。常温で冷まして周りをヘラなどで剥がして容器から取り出します。キレイな二等辺三角形に切ったら出来上がりです。




 



◇充電完了!元気に再スタート



今年はこうする!と決めて新鮮な気持ちでスタートさせた2017年のはずなのに、いつの間にかやることが溜まって中だるみ・・・

年始に思っていたこともこのままなかったことになってしまいそうなところを、仕切り直しできる・・・6月末は絶好の節目です。

新しい気持ちで元気に再スタートできるように、皆さんなりの夏越の大祓してみてはいかがでしょうか。

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