石見焼 ピッチャー
昔は、一口に窯業と言っても採れる粘土やその土地の環境によって作られるアイテムは異なっていました。石見焼は、酸や塩分、凍結などにも強いため、昔は水瓶や味噌・漬け物ツボ、瓦などを中心に作られていました。江戸時代、島根県から船で北海道に運ばれ、極寒の地の水瓶として重宝がられたそうで「中の水が凍っても、水瓶が割れなくて喜ばれたようです」と窯元さんが教えてくださいました。
そんな石見焼の強くて重量のある特徴を活かして、枝物を生けるのにぴったりなピッチャーを作っていただきました。どっしりと安定しているので、hitofushi店内でも季節の花木を生けるのに大変重宝しております。ただ、重さがあるので小キッチン用品としての水さし用途にはおすすめしません。
印象の異なる2色のお色。お家の雰囲気とお好みで選んでくださいね。

・寸法:高さ約200mm 底直径/110mm