職人作りの鉄木のお箸
長年吉野杉箸を作って来た箸職人が、食べやすさにこだわって作りました。「箸先が細い方が使いやすい」と良く耳にしますが使いやすさにこだわるならば、箸先よりも中指、人差し指、親指、この三本の指が持つ部分の太さが重要です。箸先に合わせて削り出すため、箸先の細さにこだわり過ぎて、この部分が細くなってしまうと三本の指で箸を固定しづらくなり、箸の持ち方が悪くなってしまうのです。
このお箸は、多くの人がちょうど持ちやすい太さに仕上げられていますので、正しい持ち方をしたいという方にもお勧めです。
材料は鉄木と呼ばれる硬く丈夫な木です。割箸ではない木のお箸は唐木箸(からきばし)と呼ばれますが、鉄木は唐木箸では昔から一般的に使われている木材です。無塗装でオイルもワックスも塗布していないので経年により色が変化していきます。
ご使用を開始後間もなく木の持つ油分が抜けて少しカサついた状態になりますが(写真4枚目)そのままお使いいただいて問題ございません。気になるようでしたら荏油、くるみ油などをほんの少し布にとってこすりつけていただくとツヤが戻ります。洗った後は水気を拭き取り、直射日光やエアコンの吹き出し口を避け、自然乾燥させてください。
サイズは、一般的に24cmが男性用、21cmが女性用、18cmが小学生、15cmが幼児〜低学年用ですが、小学生中学年〜高学年のお子様からは手の大きさによって21cmのサイズもご検討くださいませ。滑りにくく、小さなお子様の最初のお箸としてもご好評いただいております。一歳のお誕生日プレゼントにもいかがでしょうか。
- 材質:鉄木
- 食洗機や乾燥機には入れないでください。
- 洗った後は水気を拭き取り、自然乾燥させてください。
- 白くカサカサするのが気になりましたら乾性のオイルでメンテナンスしてください。
- 無塗装の白木のお箸です。色の変化は否めません。