あけびの土瓶敷/鍋敷き
あけびの蔓細工は、雪深い地域の冬の仕事として盛んになった伝統的な手しごとです。
材料は冬に向かって乾燥したみつばあけびの蔓。丈夫でしなやかなこの材料を使って、身の回りのものが色々とつくられてきました。
こちらは土瓶敷き(鍋敷き)。
陶器で作られたやかんのような物を土瓶と言い、薬草をゆっくり煎じたりするのに使われました。火にかける事もあるこの土瓶を置くときに、机や台が焦げないようにするのが土瓶敷きの役割。今は主に鍋敷きとしてお使いいただいています。
天然素材で雰囲気が良いので、小さなランチョンマットやパン皿として使っても素敵。水気をしっかり拭いて自然乾燥させていただけるなら、洗っていただいても問題はありません。
ただし、湿気た状態を続けるとカビの原因になりますので、その点はご注意くださいませ。
こだわりの器とも相性が良い美しい仕事です。工夫して色々な使い方を楽しんでくださいね。
・寸法:直径/約21cm 厚み/約1.5cm
・素材の性質上、一点ずつ色の出方や雰囲気は異なります。
・湿ったままの状態はカビの原因になります。
・炊飯したての土鍋など蓄熱温度の高いものを乗せると焦げる場合があります。