江戸のブラシ/ペネトレイトブラシ
靴磨きの際に、クリームをとって革靴の細部に行き届かせるためのブラシがペネトレイトブラシです。この作業をペネトレイトブラシでおこなうことで縫い目や細部、皮革の細かな凹凸にまでムラなくクリームを塗布することが出来ます。
革靴のメンテナンスには、馬毛ブラシ、豚毛ブラシ、ペネトレイトブラシ、クリーナー、リキッドクリーム、布をひとセットとして使われます。(豚毛ブラシを使わない簡易的な方法もあります)手順としては、馬毛ブラシでホコリや汚れを落とし、ペネトレイトブラシで靴クリームを塗布する、豚毛のブラシで靴クリームを磨きこみ余分な靴クリームを掃き出し最後に馬毛ブラシでつや出しするというのが一般的です。ブラシを使った靴のお手入れは仕上がりのツヤが格段異なります。
たくさん物を持たない代わりに、こだわって買った大切なものは良い道具でお手入れして永く使いたい。そんなシンプルでありながらこだわりのあるライフスタイルの方へおすすめの日本の道具です。豚毛ブラシ、馬毛ブラシとご一緒にどうぞ。