ALDIN レジメンタルクロス
絹織物の産地として栄え、現在も織物会社が集まる機織りのまち富士吉田市。(有)テンジンさんは、約七十年間伝統のシルク織物を作り続けてこられた技術を活かし、現在は品質に拘ったリネン生地を製造されています。
ALDINはテンジンさんのキッチンリネンを中心としたブランドです。
ヨーロッパの蚤の市でアンティークのリネンクロスを見かけることがあります。何十年も使い込まれたアンティークリネンは、まさにリネン生地の素晴らしさを実証する存在です。
リネンはもとは細く柔らかな植物繊維。これを紡いで糸にしたものを織って生地にします。できたばかりの生地は糊が効いていることもあって硬くごわつくように感じますが、使って洗うのを繰り返すうちに、元の繊維の柔らかさに戻っていきます。リネンは、使うことで良さを増す生地なのです。
ヨーロッパのアンティークリネンはほとんどがセルビッチリネンという、張られた縦糸に一本の横糸がジグザグ行ったり来たりしながら織り上げる方法で作られています。
現在の新しい織り機では作ることができなくなったこの生地ですが、(有)テンジンさんでは、古い機械を使い、アンティークリネンと同じ、耳のあるセルビッチリネンを作っておられます。ALDINのレジメンタルクロスもその一つです。
上質の材料を使い、職人が手をかけ、目を配り機械を動かし織られるALDINのクロス。丈夫で使い込むほどに風合いが増し、使い手の元でアンティークリネンへと育っていきます。
吸水の良さ、乾きの良さ、丈夫さ、風合いの良さ。使えば使うほど愛着の湧く道具です。ぜひお試しくださいませ。
小さな引っ掛けテープリボンがついています。※写真2枚目
写真3枚目と4枚目はしばらく使い、柔らかくなった状態です。
・素材:リネン100%
・寸法:520×610mm
・柔軟剤、漂白剤、タンブラーのご使用はお避けください。
・洗濯によりひとまわり縮みます。