高千穂峡のしめ縄 輪飾り (祝い亀付き)
アマテラスオオミカミの孫、ニニギノミコトが降り立ったと言われる神話の里高千穂。神秘的な空気のながれるこの地は、神々が棲まわれる地として、一年中しめ縄が掲げられます。ここで、地域のしめ縄をつくってこられたたくぼさん。その仕事はわら細工用の稲を育てるところから始まります。
青味を残した材料は8月に刈り取る舗を浸ける前の稲ワラ。真夏の暑い最中に手刈りするのはとても大変な作業です。雨で湿ってもいけないし、すばやく乾燥させないと色が残らないため、材料作りは想像以上に神経を使うところだそうです。
そんな稲ワラで作られた小さくて稲穂の尾がなんとも可愛らしい亀を付けた縁起の良いしめ縄。
長寿の象徴とされている亀ですが、一歩一歩あゆみを進めることから、継続の象徴として商売繁盛、金運、仕事運上昇などでも人気があります。
新しい年も良いご縁に恵まれて良い一年になりますように。心を込めたお正月の仕度にお使いくださいませ。
正月を迎えるにあたって、家内が整ったあとに玄関外に掲げることで、外の世界と家の中との結界とするものなので玄関内やリビングなどの家の中には飾りません。また、神聖な祭具として、ひと正月が終わるととんど焼(左義長)で燃やしてしまいますので、毎年同じものを使い回したりもしません。年末の29日と一夜飾りと言われる31日を避けて飾り、とんど焼の日の朝まで掲げておくのが一般的です。(地域によって異なる場合があります)。
・材質:稲わら(高千穂峡)
・サイズ:輪飾り約15.5cmφ×縦 約19cm 紐の部分を含まず 亀全長11cm甲羅約4.5cmφ (一点一点手作りのため多少異なります)