岡山工芸 組紐/金封袱紗用 ONETONE
京都で50年余り続く岡山工芸さんは、日本初の手描友禅・女性伝統工芸士である岡山武子さんをはじめ、手描友禅の伝統工芸士が3名揃う手描京友禅のメーカーです。
その岡山工芸さんが立ち上げたブランド「ONE TONE」。
日本の伝統技術である手描き友禅の良さをより身近に感じてもらおうと、袱紗や念珠入れを展開されています。
こちらの組紐もONE TONEシリーズのお品です。
古くは平安時代から仏具や神具などの格の高い品に用いられ、皇族や貴族など位の高い人々の装飾品としても使用されたことから、都であった京都で発展していきました。
現代でも、帯締めなどの和装小物や、茶道の小物類などに使用されているものを目にします
作り方は、絹糸を用いて、糸割り、糸合わせなどの準備をし、主要工程である組工程で、台を用いて手作業によって組み上げられます。紐の用途によって組み方も様々で、その種類は300種にも及ぶそうです。
複雑に組み上げられた組紐は、繊細な編み目と優美な光沢のあるとても美しい仕上がりになります。また、実用面でも優れており、なかなか切れない強度と締めた時のしっかりとした締まり具合がとても良いのだそうです。
ONE TONEシリーズのオプション組紐は、絹100%で組み上げられた職人手作りの一点もので、上品な風合いや繊細な編み目、優美な光沢がとても美しいお品です。カラーバリエーションは(写真上から順に)黒、ワイン、紺、赤、古代紫の5色、お色ごとに異なる魅力を感じます。
着物と帯のように、同じ袱紗でも合わせる組紐の色で「シック」「華やか」「優雅」など・・・印象がガラリと変わります。一つの袱紗に複数色の組紐をご用意いただき、お祝いの席、お悔やみの席、季節や気分、ご主人が使う時と奥様が使う時など様々なシーンに合わせてお使いいただくのもおすすめです。
ONE TONEシリーズの金封袱紗のデザインと合わせてお選びくださいませ。
袱紗を留める紐としてではなく、様々なものと組み合わせて、アレンジしてご使用されるのも素敵です。
身近な伝統工芸品として素敵に使いこなしていただきたいひとしなです。
- 原材料:表地 シルク100%
- サイズ:幅10mm×長さ270mm×厚み7mm
- 製造国:日本
- 取り扱い上の注意:水ぬれにご注意ください