TOKYO LEATHER FACTORY/ランタンバッグ
東京墨田区の豚革産業は、戦後、豚の畜産の繁栄に伴いそれまで他の革づくりを行っていたタンナー ( 皮を革にする仕事をしている人のこと ) が、豚専門に切り替えて行ったことがきっかけで盛んになりました。そして、現在でも国産豚革の生産の約9割を担う一大生産地です。
世界的に見ると、豚の皮は食肉と一緒にして流通するため素材として扱われませんが、日本では豚の皮は副産物として“革”へと加工する流通するサステナブルなシステムが構築されているので、輸入中心の他の皮革製品の原皮とは異なり、純国産で賄うことができるのです。
TOKYO LEATHER FACTORYは、1948年より豚革の産地墨田で革つくりを開始しました。
70年以上、代々引き継がれた革に対する知識と技術があるからこそできる「革の魅力」を活かしたものづくり、それがTOKYO LEATHER FACTORYの仕事です。
2wayスタイルで持つことができるLantern Bag(ランタンバッグ )は、植物タンニンでなめした一枚の国産豚革で仕立てられています。
豚革に本来ついている傷やシワなどを自然の肌模様として使用した風合い溢れる革は、ハリがあって丈夫な上に、厚みは1mm程度且つ裏地のない1枚仕立てなので約110gととても軽く使い心地抜群です。口が柔らかく大きく開くので物の出し入れもスムーズ。小ぶりですが収納力もあります。紐を二本引くとショルダーバッグに。四本引くとハンドバッグに。二通りの使い方ができ、男女の区別なくお持ちいただけるデザインなので、母息子やご夫婦で共有されても良さそうです。
保管時も、豚革は牛などの他の革と違い、毛穴が表から裏まで貫通していて通気性が良いため、カビが生えにくいという特徴があります。使うことで経年変化し、艶や色に深みが増します。使った人の手に馴染む愛着あるバッグに育つはずです。
天然皮革は、ひとつひとつ個体差があり、唯一無二の風合いがあります。
部位によっては毛穴がはっきりと目立つことがあります。
豚革は他の革より傷がつきやすく、特に、頭を擦り付けるなどした時についた傷がついていることが多くあります。
また、伸ばすことのできないシワも入っていることがあります。
部位による繊維の質感の違いによって、毛足の長さや色の染まり方に差が生じ、ムラとなることもあります。
生きた証、天然の風合いを生かした商品作りをしているためこれらの傷やシワ、部位による質感の差なども、天然の風合いとして入っていることがあります。
ご了承の上、お買い求めくださいませ。
- 素材:国産豚革
- サイズ:約幅12.5×高さ1.5×マチ12.5φ cm 重さ約110g
- 生産国:日本(東京)
- カラー:キャメル ダークブラウン ブラック
- 天然素材を使用している為、実際の色、質感、サイズに多少の差があります。
- ご使用のパソコンのモニターによって、実際の商品と色が異なって見える場合があります。